池波正太郎 『鬼平犯科帳 4』

「罪を憎んで人を憎まず」鬼平の仕置きを読んでいるとそんな言葉が思い浮かんできます。盗賊の親分だろうとよいと思えば密偵にしてしまう。使い捨てのように使われるのではなく、自分の手のように気配る気持ち。それが大事だと教えてくれます。ハードボイルドでありながら、人情味あふれるところ。鬼平にはそんな魅力もあります。

コメント

このブログの人気の投稿

南禅寺裏山トレイル。京・菓る茶cafe

バックインバック