池波正太郎 『鬼平犯科帳 5』



日曜日のゆっくりしたブランチにオムレツを作る。












今回も鬼平こと長谷川平蔵が怖いくらいに縦横無尽に働きます。 いままで唯一と言っていいほどの煮え湯を飲まされてきた綱切の甚五郎がでる「兇賊」、夜兎の角右衛門がまたまた登場。
おもんに対する鬼平の優しさが心に染みる。 盗賊と、鬼の平蔵と知らずに心通わせる姿は本当に情愛の大切さを感じさせます。 『鈍牛』の一遍も、その鈍牛に、真実を聞き出す時の鬼平にも涙……。

コメント

このブログの人気の投稿

南禅寺裏山トレイル。京・菓る茶cafe

健康増進セミナーに参加